ギリシア神話・・・パンドラの「箱」 ギリシア神話の時代に、最高神ゼウスが鍛冶神ヘパイストスに作らせた人類最初の女がパンドラ。 パンドラとは「全ての贈り物」という意味で、神々は彼女に「美・知恵・技」を与えました。 ゼウスは神に逆らった賢いプロメテウス(先に考えるという意味)を陥れるために プロメテウスの弟、エピネテウス(後で考える)の妻として、パンドラを送り込みます。 その時にヘルメスは「決して開けてはいけない」と言いながら、壷を渡すのです。 箱が有名ですが、あの時代と環境を考えると壷とした方が自然です。 壷であった・・・という説があります。 好奇心に負けたパンドラはある日その壷を開けると・・・・・・ 中からありとあらゆるこの世の災厄(化け物)が飛び出しました。 慌てて蓋を閉めたが、中に残っていたのは「前兆」だけでした。 平和だった人類はこの時から災厄に見舞われるようになりましたが、誰も前兆を知ることはできなかったのです。 何故ならまだ壷の中に残っているから。 しかし、「前兆」を知らないことが人類にとっては「希望」なのかもしれません。。。というお話。 Wikipediaの記事→ ココをクリック |