サンプル16



カモワン・タロットを習い始めたCさん。

質問: 過去世でタロットをやっていましたか
 

出たカードは

過去=「世界R」
現在=「吊るし」
未来=愚者」

「世界R」の下に「運命の輪」
「愚者」の視線の先に「節制R」と、「正義」
「節制R」の下に「力」
「力」の視線の先に「法王R」
「法王R」の下に「恋人達」


(※カードが沢山出たので画像は撮ってありません)


三枚中二枚が正位置なので、答えは「YES」です。
白い字の部分がCさんです。



結果: 上手くは行かなかったけど、やってはいたような・・・。
 
◆他人に占う場合は、もっとハッキリ言ってあげましょう。
  あやふやでは、相手が困るので、最初にYESかNOを告げる。
 
 
◆例「YES、やっていました。」でいいと思いますよ。
 
 
 
過去に2度はタロットをやって、初めは時期が悪くて挫折、
◆これなんだけど、カードと転生を対応させているところが問題だと思う。
  つまり、解釈がへん。
  この解き方では、転生3回分を訊いたことになります。
 
◆タロットをやると、ここらへんを良く考えなくてはならない・・・つまり、
  質問が巧くなる。
  質問が巧くなるということは、思考力がつくということ。
  タロットをやった方がいいですねw
 
◆過去の転生と、タロットと出あったことの関係は、この際質問として成り立たないのです。
  単純に「やってた、やってない」が答えになるようにしなければ。
 
暫くは転生しても時期を待って、タロットをやらなかった、
ある転生で、以前とは違う展開でタロットをやった、
資金的に調整が上手く行かなかったけど、
その手のアドバイザーとパートナーを組んだ、
或いは、新しい展開には無理があったが、
過去の失敗に怖れるあまり、
本来のやり方を受け入れられなかった。

◆タロットはトランプと同じだから、大げさなものではない。
  元々はタロットが先だったって説が有力なくらい、一般的。
  だから、遊びだったのね。



全て過去の出来事だけど、一応時間の流れとして、過去、現在、未来とします。

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過去=あなたは何か巧く行かないことがあったり、苦しんだりした時(世界R)、
     運命を変えるために(運命の輪)、
 
現在=タロットカードで占って、ものの見方を変えていました(吊るし)。
 
未来=そしてあなたは心の自由を得て(愚者)、良い決断(正義)が出来るように
     心を砕きました(節制R)。
     あなたは勇気を持って(力)、敵わない相手(法王R)
     =(昔は身分制度が厳格だったので、こういうことが往々にしてあったはず)
     に対処する方法、賢明な選択をするすべ(恋人)を手にいれたのです。
 
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     こんな感じになります。

師匠様
 
う〜ん、なるほど!
 
 
質問の意図は、やってたか否か、だったのに、
いざ出たカードの読み方が、???なのか、
答えを『YES or NO』で結論を出してない。
 
基本的に、答えを『NO』と読むのは、3枚とも逆位置に出た場合でしょうか?
 
いいえ、本にもあるけど
「三枚とも正位置」=文句なくYES
「三枚中二枚が正位置」=YES。ただし、少々問題あり。
「三枚中二枚が逆位置」=NO。答えは悲観的です。が、打つ手はあります。
「三枚とも逆位置」=NO。しかし、打つ手はあります。
です。

今回の占いの例でいうと、これは単純にYESかNOかを知りたいので、
打つ手というのはこの際ありません。
なので、そのまま「YES」でいいと思います。

『YES』或いは『NO』についてのストーリーとして、
展開を過去・現在・未来と読む時は、それぞれが、
原因、対処、結果(左→右)と大きな流れと考える。 
 
そうです。

カードの左右に出るカードからの影響や関係、
下に出るカードが起因の種になるもの。
 
下に出るカードは、上のカードの逆を直す方法です。

まず、最初にYESかNOかがすぐわかる。
なので、それに沿って解釈しましょう。