眼科医でもないのに



2004年の夏、オカルトがかった爺さんに会う前に見た夢。

知らない建物の中にいる。
そこは倉庫のように乱雑で暗かった。
茶色のくだけた上着を着て、茶色っぽいズボンをはいた中年男性がいる。
デップリ太っていて性格は適当な感じ。
あまり清潔には見えない。
その男性が私の左目をいきなり治療し始めた。
私は眼科医でもない、普通の男性がそういうことをしたので驚いた。

これはそのまんまではないけど、予知夢でした。
資格もないのに治療をした人はその直後に会った爺さんでした。
ただし顔や体型は全然違いました。
同じなのは本質でした。
その人は性格に問題があり(というよりは憑依されてました)
とても他人を教え導ける人ではないのだけど
憑依されているのでそんなことはとっくにわからなくなっています。
そのことを夢で知らせていたんですね。

目の治療をするのは「目を開かせること」でしょう。
見えないものを見えるようにするのだ・・・と本人は言ってましたが。
でもその「資格がない」ということには気付かないんでしょうね。

夢の男性が全身「茶色」なのは「金銭に執着」していること。
全体的に不潔そうなのは文字通り「汚い」こと。
場所が暗い乱雑な倉庫だったのは「その程度の霊界」であること。
その爺さんと、そこへ迷い込んだ私が、です。
一時(いっとき)でも同じ波長なので出会ったのです。

これらを総合して「金銭に汚くて精神性も低い人」であること。
夢がこれから出会う爺さんの本質を見せてくれていたのです。
実際に会って見ると「物質欲を捨てよ」と言いつつ
同行していた金持ちの奥さんにたかる表情は人間ではありませんでした。
「パンドラの壷→直感」のところに顛末が書いてあります。

大変だったけど面白い体験でした。
実際に憑依されている人を観察することが出来たのだから。