砂漠の母子


 我が家に下宿していた女子高生P子との前世をアンジュさんに訊いてみました。
 この女子高生は近所の子で小さい頃からウチに遊びに来ていました。
 ところがその後登校拒否・家出を繰り返してどうしようもなくなって我が家に来たのです。

 if さんとP子さんはアトランティス時代、同じ時期に生きていました。

 次にP子さんと if さんは砂漠の国で母子でした。
 母一人子一人。 
 
当時P子の繊細さを理解しない母親だった if さんは
 娘の様子を見ては腹を立て、怒っていました。

 
P子さんは神経を病んでしまいました。

 ひえええええ・・・・・・そうだったのか、ゴメンよ、P子ちゃん。
 でもP子曰く
 「おばちゃん私も悪いんだよ。
 自分が言いたいことや言わなくちゃならないことを言わないでいたから。」

 P子は何度生まれ変わっても「自己主張」ができないのでした。
 それで今世も自己主張をしないでいたらどんどん自由がなくなりました。
 私達の今世は今までの転生の最終段階というか卒業というか
 もう次はないらしいのです。
 P子の課題は「自己主張すること」だったのです。

 我が家では私がきちんと自己主張をするよう毎日鍛えましたね。

 P子は我が家に11ヶ月間いました。

 それはいいとしてP子と私は今世「下宿人と下宿先のおばさん」という擬似親子になりました。
 もともと自分の子も他人の子も区別しない私だし
 小さい頃から知っているしスンナリとウチの娘になってくれましたね。
 旧家のお嬢で甘やかされていたのでウチでは「シンデレラ」と呼んでコキ使ってました。
 P子は何もできないので「ここにいる間に人並みになる!」と毎日頑張ったし。
 そして「二人の弟」を毎日鍛えていました。
 
 今世擬似にしろ親子だったのは前世が親子だったからか!
 私とP子はアンジュさんの鑑定に納得しました。
 P子は、母親や他の家族だけが悪いんじゃない
 自分だって(自己主張できないのが)悪いんだ・・・・とわかったのです。
 P子は今世で初めてプレッシャーに負けないような強い自分になることを
 決意したようです。
 鑑定受けて良かったですよ。

 P子は我が家でアンジュさんの鑑定を受けたことが特別な思い出になっているようです。
 P子の家ではそういう(アブナイ)ことをさせてもらえないから。
 私がトンデモ好きなおばさんで良かったです。
 私も「弱いのは本人のせいだ。まずその根性を直せ。」という
 厳しい態度を改めないとならないカルマがあるようです。
 申しわけないが弱い人間に同情する気はない・・・とつい、そう思っちゃうんですよ。
 なかなかそれを改めるのは難しいですね。