エジプト(三枚の絵)


「あなただけの絵」→「絵の不思議話 5」→<三枚の絵>のAさんからメールが来ました。
Aさんのブログは「瑠璃猫」です。
Aさんは以前、息子さんたちとの前世がわかった・・・と、私に教えてくれたことがあります。
が、それはただ「前世、息子との関係はこうでした。」だけだったので、ここで
取り上げるような話題ではなかったのです。

つまり「前世はこうでした」・・・「へえ、そうでしたか。」で、終わりなのです。

■今世に前世を思わせる証拠のようなものがあるか。
■前世のその場所に行ったことがあるのか。
■その前世が今世に、どのような影響を与えているのか。
■前世から今世にかけてどんなテーマがあり、そこから何を学ぶのか。

最後のが一番重要ですが。

なので、前回は見送ったAさんの前世の話しですが、先日Aさんの依頼で絵を描いたところ、
いろいろなモノが出て来ました。
Aさんは私に絵を依頼する半年前から、自分について探求していて、
前世を調べたりしたのも、その一環なのです。
日ごろ考えていない人にはなかなかわからないでしょうが、Aさんはかなり考えていたので
どんどん謎を解くことが出来たのでした。
そしてAさんは、私の絵をヒントにしてさらに前世を調べたのでした。



しばらくぶりです。
以前、赤ちゃんの絵を描いていただいたものです。
 
あれから、Pさんにエジプトとifさんの絵をキーワードに、
前世を見ていただきました。
 
そしたら、そしたら、私の想像の範囲にはない、予想外のことで、
かなーりショックなのです。イヤー、驚きました。
一応、ご報告しておきます。
 
 
以下Pさんの鑑定
 
前回の鑑定では、エジプト、というのは出てきませんでしたね。
でも、なんとなくあなたには「猫」のイメージがあって、
猫でも飼っているのかな、って感じたことは確かなのですが、
鑑定には関係なかったので書きませんでした。
今思うと、別に猫を飼っていたのではなかったんでしょうか。
 
古代エジプトとの関係、ということですが、
猫は古代エジプト王朝、ことに王妃の象徴でもありますね。
守り神、とでもいえるでしょう。
 
ここから来たビジョンはエジプト王妃の側近の女官のひとりです。
まだ若く、10代半ばくらいで王妃に使えました。
その王妃はとても美しく、気位も高く、
ある意味わがままで扱いも難しかったのですが、
なぜかあなたには信頼を寄せていたようです。
あなた自身はあまり高い身分の家に生まれてはいませんが、
父親が王の馬車の御者をしており、その縁で王家に使えたようです。
古代エジプトはどちらかというとシャーマン的な政治形態で、
そういう能力のある人が実際は政治を左右していたような感じもあります。
時のシャーマンは男性で、王妃のお気に入りでもありました。
あなたは王妃の逢引の手はずまでする羽目になっていました。
実はそのシャーマンにあなたも恋をしたのですが、王妃にはかないません。
ひそかに思いを寄せる日々でした。
 
ところが、思いもかけない「事件」が起こります。
あなた自身が王に見初められてしまい、
ある日、夜、王に呼び出されます。
そして、半ば強制的に関係を結ぶのです。
王は立派な人であり、尊敬はしていましたが、恋愛感情はありません。
けれど王には逆らえません。半ば仕方なく王と一晩をともにする
あなたでした。
王妃には当然秘密になります。
ところが運命はいたずらをします。
なんとあなたは妊娠してしまうのです。
それを王妃に知られたとき、王妃は嫉妬します。
王妃自身は、王にそれほど愛情を抱いてはいなかったようですが、
それでも王の子を身ごもった、ということは嫉妬するに十分であったのです。
そしてあなたは、王妃からあなたにとっていわば悲しい仕打ちを受けます。
いわゆる堕胎の薬を飲まされ、子供は流産してしまうのです。
そしてなんの因果か、今度は王妃が身ごもります。
しかしそれは王の子ではなく、あのシャーマンの男性の子でした。
王妃はそれを隠そうとします。王とは数ヶ月関係を持っていなかったのですから。
そして密かに子を産むと、今度はあなたの子として育てるように、
ということになってしまうのです。
王妃の身勝手に振り回されたあなたでしたが、
流産した子供の変わりになったのでしょう。
生まれた子供は男の子でしたが、大切に育てていきます。
 
やがてエジプトに戦乱の時代がやってきます。
王は出兵することが多くなり、シャーマンである彼もつきそうことになります。
王妃が生み、あなたが育てている子供は日ごとに大きくなり、
皮肉なことに、父親に似てくるのでした。
戦乱は拡大し、王家も次第に追い詰められていきます。
そして、とうとう一族はエジプトを逃れる羽目になっていくのですが、
それ以降のあなたとその子のことはわかりません。
 
あなたの守り石はラピスです。当時あなたが身につけていたのが
王妃から少女のときに賜ったラピスのチョーカーでした。
王妃はシャーマンに勧められてラピスを守り石にしていたようです。
当時からラピスは神聖な石として、とても霊力があるとされています。
そして強力なお守りになるともされています。
 
以上
 
《アチャー、ここでもですか!!という感じで、あの赤ちゃんの事は
 前世から繋がっていたのでしょうか? 
 もう、不思議で不思議でしょうがありません。
 2度あることは、3度ある・・・ですかね。
 
 それに、Pさんも、ネコと思っていたなんて・・・。
 当の私は、ネコにまったく縁のない人なのに。
 
 何で、私は、受身の愛のようなこういう話が、
 多いんだろうなぁ。
 なんだか、その人の複雑な気分が思い返されて、
 なんともいえない、せつない気分です。(涙)ウーン。 
 かなり、驚きました。
 でも、かなりドラマチック。
 
 独身時代は、やれ、不倫してるとか、色々言われましたわなぁ。
 本人は、全くそういうつもりもないし、食事に行く位なのですけどね。
 
 と、言うことで、私の予想は見事に外れました。
 チャンチャン。
 
 そういえば、不思議ですが、結婚する前に、夫にラピスのチョーカー
 をもらっていたのを、今日偶然発見しました。
 今まで、全く忘れていて、興味もわかなくてしまってあったんです。
 これにも、驚きました。
 
 が、私と夫は、前世は帝国ロシア時代の兄弟だったようです。
 しかも、あまり仲が良くなかったらしい・・・。位の縁だったようです。
 もう、ドロドロの恋愛は懲りたってことでしょうか?
 
 
 私にとっては意外な展開!!
 とにかく、ifさんと、ハコさんの力には驚かされっぱなしです。
 お二人は、何か感じていらっしゃったのでしょうか?  
 
 それと、人って何回生まれ変わるといわれているのでしたっけ?
 もし、6,7回だとしたら、今もう前世が5個も分ってしまった。
 ということは、私もそろそろ仕上げ?でしょうか?
 過去クリアーできなかった感情、やら、行動をここに来て、もう一回
 学習しているのでしょうかね。
 
 
 
 また、何か違うことを気付くかもしれません。
 そしたら、またメールしますね。



(ifのコメント)
私がAさんにラピスラズリの絵を描いたら、第三の目が反応して、
見るのが嫌になったそうです。
それを受け入れたくないので、抵抗があったんでしょうかね?
でも、Aさんずっと忘れていたラピスのチョーカーを「発見」しました。
ラピスラズリはhakoさんが言うように、Aさんとは縁が深かった。
なので、何かがご主人にそれを買わせていたのです。
でも、Aさんは自分を見たくなかったので、それを「興味も沸かず、忘れていた」のでした。

これはそのままAさんが「自分を忘れていた」ことを表します。

で、私がラピスの絵を描き、Aさんが嫌々ながらそれを認めざるを得なくなった。
すると、「忘れていたラピス」「忘れていた自分」を「発見」したのでした。
チョーカーを発見したのは、Aさんが自分を発見したことと、イコールなのです。
凄い話ですね。

また、私が描いた絵。
皆、このエジプト時代の前世と関係あったとは驚きです。
ネコの絵は「古代エジプト」がわかればいいと思って描いたので、いいんですが、
赤ちゃんとラピスまでがそうだったとは・・・。
特に赤ちゃんの絵は99%今世の、Aさんのお子さんとしか思いませんでした。

人は30〜100、平均して50回転生しているようです。
その中からどの前世を検索するか・・・hakoさんも大変ですね。
今回のように私の絵をヒントにして、「古代エジプトの前世はありましたか?」と
訊いてみると、検索がし易くなるでしょう。
また、絵に出て来たということは、それが重要な前世だからでしょうね。
他にも例があるので、言えると思います。

Aさん、貴重なお話、有難うございました。



これを読んだAさんからメールが。

 「ifさんへ、前世のところの3枚の絵を読みました。
 
  こちらこそ、長ーい間、私の全く個人的なたわごとに付き合って
  いただいて、本当に本当に、ありがとうございました。
 
  お陰さまで、予想外の色々なものがあぶりだされてきました。
  いやー、こんな展開になるとは、思いもしなかった。
  この一連の作業は、驚きとともにとっても不思議で楽しいものでした。
 
  ××からifさんへの流れのお陰です。
  人は、何度も何度も生まれ変わるのですね。
  まだまだ、私の知らない過去もありそうですが、
 
  でも、今の世を、全うするというか、
  今、こうやって自由な世の中に生きれてありがたいことです。
  こうなったら、とことん、やりたいことをやっておかなくては・・・。
  と、いう結論の今日この頃です。
 
  では、また。A」