サロンの姫君



いくさんはウエブデザインを仕事にしている人です。
「名刺処ののや」の管理人さん。

彼女のデザインはセンスが良いので、私は名刺を発注しました。
とても気に入っています。
これがいくさんが作成した名刺で、しかもレイキ入り(笑)。




私の絵をお買い上げくださった方には、このレイキ・パワーが注入された
名刺を差し上げています。
まぁ、それはともかく、 いくさんの前世をご覧ください。
鑑定はPさんです。

もうひとつの過去生はパリの貴族の館。
あなたは芸術を愛するその家の姫です。
それこそお嬢様で、何不自由なく暮らしていましたが、
若い芸術家たちにとても興味を抱いていて、
有望だと思うものには、予算もなにも省みないで助力をするので、
姫の執事がいい加減に家のお金を持ち出すのはやめてください、と言ったほどです。
彼女は純粋に絵や絵描きが好きで、芸術が好きでした。
そしてあるときはちょっと変わり者の哲学者を城に逗留させ、
熱心にその思想を聴いたりもしたのでした。
そのちょっと変わった趣味(?)の姫に両親は心配し、
隣国から早々に花婿を迎えます。
その人は若いけれど寛大で、姫を優しく見守り、
姫も安心したのか、以前ほどはそうした慈善的な浪費はしなくなりました。
けれどサロンのようなものを作り、新興芸術家や哲学者を招いて、
月に1度くらいの割で会を開いていたようです。
芸術好き、哲学好きの姫の影響なのか、
当時パリの社交界でもいつしかいわば芸術家の金の卵を探して投資する、
そんなことが流行った時期もあったようですね。


これを見るとやはり、前世で芸術に親しんでいたことがわかります。

性格はその人のものだから、何度生まれ変わろうと大きな変化はありません。
そりゃ男性に生まれたり、国が違ったり、身分が違えば、
その人の性格の中から発揮されるものが違って来るので、
全く同じというわけにはいかないでしょうが。

才能は「前世の持ち越し」だそうです。
幼くして偉大な才能を発揮する、天才の例がありますね。
例えばモーツアルトなど。
これは才能が前世からの持ち越しでなければ説明がつきません。

が、彼ほどではないにしろ、好きなモノや才能は
「何故好きなのか」
「何故、その才能があるのか」
これは前世を考慮しないと、説明できないと思うのですが、いかがでしょうか?

いくさんは、前世、芸術的に恵まれた環境に過ごしたようです。
今世は貴族の姫君には生まれませんでしたが、
代わりに自分が可愛がって庇護していた芸術家のセンスをもらって
生まれたようです。

というよりは、芸術が好きな魂だから、前世芸術に親しんだのです。
このように、魂は自分の好みのままに転生するのだと、思います。
そして、自分の好きなことをすることが、最も自分の魂を喜ばせるのです。

いくさんの作った名刺ですが、こういうモノには大変好みがうるさい私も
大変気に入り、以後、いくさんを贔屓にしています。
PANDORAのロゴを作ってくれたのもいくさんです。
「あなただけの絵」→「絵の不思議話」→<いくさんの場合>の、「いくさん」です。